チームの発想

2002年から2003年にかけて、スタンフォード大、Learning Design Technology Programで修士号を取った後に、その時の体験を振り返りながら近況報告をかけて、学んだこと感じたことを共有するためにブログをはじめました。6年間休んだ後、再開です。:)

Monday, October 30, 2006

もう一年たってしまった。。。

気がつけば、本が出版されてから早いもので一年。書き始めては何度も挫折しているこのブログ、でもまた続けます。:)

最近、非常にPersuasiveだなあと思うのはmixi。私は2004年の初めからのユーザーでしたが、あのコミュニティにはただ属していただけ。それなのについに日記をはじめてしまいました。
その理由は、大学時代からの親友がこの夏にmixiユーザーになり、「友人のみ公開の日記」をはじめたから。読むのは面白いし、だからサイトをまめにチェックするようになってしまい、そしてついコメントもしたくなってしまう。そして友人はまた更に書き続けてくれる。

彼女とは大学の数学科で一緒に卒論を仕上げた間柄で、一緒にc言語でプログラミングをしていました。正直いってあんなに文章の面白い人だとずっと知らなかった。

mixiで日記を書かせてしまうしくみ
「日記を書く」「友達からコメントがある」このループが楽しい。だからまた書く。
カレンダーにいつ日記を書いたがすぐに分かるように表示される>>「しばらく更新してない、何か書こう」と思う。

「友人だけに公開の方が書きやすいな」と思ってつい私もスタート。そしてこちらのパブリックのブログはずっと更新せず。

mixiには、Persuasiveな要素が本当にたくさんあるんです。例えば「足あと」とか。
私はmixiに対しては肯定的な意見も否定的な意見ももっておらず、ユーザーとして楽しんでいるし、「このデザインはPersuasive!」と研究対象としても楽しんでいます。

念のため「Persuasive - 説得」というのは強制とも人をだますのとも違って、ユーザーが自分で理解して行動を変えるための働きかけなのです。